@techreport{oai:kokubunken.repo.nii.ac.jp:00001964, author = {佐伯, 雅子 and 相田, 満}, issue = {01}, month = {Mar, }, note = {00249921, 国文学研究資料館, 『本朝麗藻』は、平安中期に編纂された漢詩集で、起家の詩人の詩集という性格を有している。類書や『千載佳句』に比べて独特の分類方法で行っている。また同時代の『江吏部集』や『和漢朗詠集』とも異なる分類であるが、平安中期の特徴という点で共通する部分もある。そこで、本稿では『本朝麗藻』の分類意識についての特徴的な性格を述べておこうと思う。 『本朝麗藻』の分類を考える際に最初に注意しなければならないのは、本文の問題である。『本朝麗藻』は零本で、上巻残欠部と下巻が別々に伝流し、群書類従に至って初めて統合された経緯がある。だが、下巻が校訂された近世の写本しか現存してしていないのに対して、上巻は鎌倉時代の写本であるので、その資料価値は高い。本稿では、そうした性格を持つ『本朝麗藻』の伝本の性格を勘案しながら、まず目録分類、本文分類の『本朝麗藻』の本文の性格を見ることから始めたいと思う。 そして、『蕊文類聚』『初学記』『千載佳句』『江吏部集』『和漢朗詠集』『本朝文粋』詩序の分類項目を大分類と下位の細目分類との比較を上巻・下巻とを別々に行い、その分類比較を通して『本朝麗藻』の分類方法の特質について明らかにしていきたい。, pdf, 5300082}, title = {『本朝麗藻』の分類意義}, year = {2004, 2004}, yomi = {サエキ, マサコ and アイダ, ミツル} }