@techreport{oai:kokubunken.repo.nii.ac.jp:00001978, author = {相田, 満 and 相田, 満}, issue = {02}, month = {Mar, }, note = {00249921, 国文学研究資料館, 時代の画期やその時代の盛期が自覚された時、記念となるべきモニュメントを作り上げる営みは史上何度も繰り返されたことである。 書籍の世界でも同様である。現代でも何かを記念して大きな企画が実行されることが少なくないが、それらの中には、きわめて大規模にかつ長期間にわたって果たされたプロジェクトも少なくない。前代の知識を集成・整理する取り組みを通して、次世代への糧とする歴史的意義をともなうこれらの事業は、時に「老英雄法」などと呼ばれる、有為の才を文化事業に専心させることで、消耗させるという老練な政治手法の一環として採られたこともありはしたが、そうした取り組みにより残された文化遺産の恩恵は、建築などのモニュメントとは違って、後世の知的生活面において根底的な影響力を持つことが多い。 そもそも書籍という形に残される記念碑は、膨大な時間と費用と、一見無駄とも思えるばかりの人的資源の用材を必要とするにも関わらず、巨大な構築物の形をとる記念構築物と較べると、その成果物の容量はきわめてコンパクトである。しかし、それを開けばそこに注がれた労力は一目瞭然で了解し得るもので、それをなし得たスポンサー(多くは為政者)の本当の度量と栄華は、実はそうした類の成果物を通してはかり得るものかもしれない。, pdf, 5300082}, title = {和漢古典学のオントロジの資源化のために ――『国書総目録』の分類について――}, year = {2004, 2005}, yomi = {アイダ, ミツル and アイダ, ミツル} }