@misc{oai:kokubunken.repo.nii.ac.jp:00003209, author = {人間文化研究機構国文学研究資料館 and 有限会社えくてびあん and National, Institute of Japanese Literature and ECOUTEZBIEN, Lmd.}, month = {Mar}, note = {国文学研究資料館(以下、「国文研」)は、今なお日本各地に残されている国文学に関連する古典籍(明治以前に著作、出版された本)の調査とマイクロフィルムによる収集・保存を行い、それを活用して全国の大学の研究者と共同で日本古典文学研究を推進することを目的とする、大学共同利用機関です。  その業務・成果の一端は、展示室における「和書のさまざま」と「日本古典文学史」という二種類の通常展示や、「くずし字で読む百人一首」のような公開講座によって、研究者だけでなく広く学生、一般市民に公開されています。  しかし、実際にそこで研究を行っている教員が、どのようなことをしているのか、は館外の方々にはほとんど分からないと思います。もちろん私たちは「概要」や「年報」という公的刊行物を毎年制作し、その中で各教員の専門分野や業績の紹介をしていますが、たとえば誰かが「○○の研究」で「△△△△について」という論文を書いているといったことが分かっても、専門家以外には研究ならびに研究者のイメージは湧いてきません。  そのような思いを抱いていたところに、立川の情報フリーペーパー「えくてびあん」の編集部から、国文研の教員のインタビューを毎号連続で掲載したいという、願ってもない申し出をいただきました。そして、本年三月までに、見開き二頁を基本とする合計二十三回の詳細なインタビューを掲載していただきました。  清水恵美子編集担当の真摯にして巧みな問いかけと五来孝平カメラマンの精彩な写真で、インタビューは国文研の研究者たちの研究内容と素顔とをあますところなく伝えることに成功しています。  幸にこのインタビューは好評で、バックナンバーをお求めになる読者もおられたと聞いています。しかし、私たちは編集部肝いりの充実したインタビュー記事が、フリーペーパーの宿命とはいえ、多くは読み捨てられていくことを残念に思い、それを一冊にまとめることはできないかと、編集部にご相談したところ、快諾をいただき、また出版に際しては地元立川の文化振興に多大な貢献をしておられる立飛ホールディングスのご支援をいただくことができました。  御高配を賜ったえくてびあんならびに立飛ホールディングス御両社に心より御礼申し上げます。 (今西祐一郎), ●はじめに(今西祐一郎) ●資料館ってなんだ? ――館長にきく(今西祐一郎) ●日本有数の短冊展示 「鉄心斎文庫 短冊文華展」(鈴木淳、入口敦志) ●本質的な悩みを扱う ――それが文学(寺島恒世) ●国文研のツボ! それが「保存管理」(青木睦) ●見逃したら、もう見られない!(中村康夫) ●必見! 国文研の心臓部。データベースはこう管理する。(古瀬蔵、和田洋一) ●アニヲタが集まる理由、国文研にあり!(山下則子) ●御伽草子を深く読む(齋藤真麻理) ●普遍性は時を越える ――能の魅力(小林健二) ●過去に学んで今を生き、未来を拓く(加藤聖文) ●命をかける娯楽 ――芸能「歌舞伎」(武井協三) ●「読書空間」 ――読み手側からの文学研究(谷川恵一) ●「陽明文庫展」担当する面白い先生たち(中村健太郎、海野圭介) ●江戸時代の立川がおもしろい!(太田尚宏) ●これからの日本文学研究(今西祐一郎) ●禅の国、日本?(ダヴァン・ディディエ) ●ひらめきで生きていく(クリストファー・リーブズ) ●バチカン図書館とのコラボ(大友一雄) ●異分野交流は国文研から(山本和明) ●日本人のこころ(寺島恒世) ●救え! アーカイブズ(青木睦) ●サブカルは古典への入口(小山順子) ●国文研でやっていること(山下則子)}, title = {立川の研究者たち 国文学研究資料館編 ――インタビューで知る「国文研」の人と仕事――}, year = {2017}, yomi = {ニンゲンブンカケンキュウキコウコクブンガクケンキュウシリョウカン and ユウゲンガイシャエクテビアン} }