@techreport{oai:kokubunken.repo.nii.ac.jp:00003378, author = {山本, 登朗}, month = {Oct}, note = {古くから多くの人に愛され、楽しんで読まれてきた『伊勢物語』だが、平安時代の写本は、娯楽の対象と見なされ保存されなかったためか、残っていない。鎌倉時代になると、『伊勢物語』は、和歌をよむための典拠、つまり研究の対象となる古典文学へと姿を変えていった。そのため、重要な写本は大切に残されるようになった。 鎌倉時代の初めにはさまざまな形の『伊勢物語』があったことが知られているが、異なった種類の本の章段を巻末に補ってすべての『伊勢物語』を集成しようとする試みや、諸本の間の本文の違いを見比べて校訂する試みなども行われていた。 それらさまざまな本の中で、すぐれた歌人であるとともに優秀な古典研究者でもあった藤原定家が校訂した本、すなわち定家本が次第に広まっていった。現存する『伊勢物語』写本のほとんどは、百二十五の章段を持つ、この定家本に属する本である。, 第1章 名品 ・伊勢物語の古写本 ・資料解説, pdf}, title = {伊勢物語のかがやき――鉄心斎文庫の世界―― 第1章 名品}, year = {2017}, yomi = {ヤマモト, トクロウ} }