@techreport{oai:kokubunken.repo.nii.ac.jp:00003380, author = {加藤, 洋介 and 海野, 圭介 and 一戸, 渉 and 恋田, 知子 and 小山, 順子 and 本廣, 陽子}, month = {Oct}, note = {一千部以上の『伊勢物語』写本をご覧になったという研究者の方がおられるが、『源氏物語』に比べても、現存する『伊勢物語』写本の数は圧倒的に多い。それだけ多くの人に愛され、書かれ、読まれてきたということであるが、両作品の物理的な量の問題も関わっていよう。 概算で『伊勢物語』は四百字詰原稿用紙で七十枚程度、これが『源氏物語』だと二千五百枚くらいになる。室町時代の貴族である三条西実隆(一四五五〜一五三七)は、自身の日記『実隆公記』に「伊勢物語新写立筆」(明応七年(一四九八)八月二日条)と記した四日後に、「伊勢物語終書写之功」と書写を終えている。別のところでは「今日伊勢物語立筆、十余丁書之」(大永七年(一五二七)六月五日条)と記し、翌日にも「伊勢物語十余丁書之」とある。今の数え方であれば、実隆は一日に二十数頁書いていることになる(現存する実隆筆『伊勢物語』は本文だけで七十五丁前後、百五十頁くらい)。, 第3章 書く ・伊勢物語の書物 ・資料解説, pdf}, title = {伊勢物語のかがやき――鉄心斎文庫の世界―― 第3章 書く}, year = {2017}, yomi = {カトウ, ヨウスケ and ウンノ, ケイスケ and イチノヘ, ワタル and コイダ, トモコ and コヤマ, ジュンコ and モトヒロ, ヨウコ} }