@techreport{oai:kokubunken.repo.nii.ac.jp:00003381, author = {青木, 賜鶴子 and 松本, 大 and 加藤, 洋介 and 藤島, 綾 and 海野, 圭介 and 小林, 健二 and 小山, 順子 and 田村, 隆 and 本廣, 陽子 and 神作, 研一 and 一戸, 渉}, month = {Oct}, note = {『伊勢物語』の注釈はすでに平安時代末から歌学の一部としておこなわれていたが、注釈書として成るのは鎌倉時代である。「古注」と呼ばれるそれは、『伊勢物語』を在原業平の一代記として、ときに強引に物語を読み解く。すなわち物語の出来事はすべて現実の事件の反映であるとし、主人公業平は色好みの末に何千人もの女性と契りを結んだとされる。 このような古注の方法は、室町時代中期、実証を重んじた一条兼良の『伊勢物語愚見抄』によって批判され、「旧注」の時代を迎える。続いて出た宗祇と三条西実隆・公条・実枝三代の注釈は、おもに講釈の聞書として残るが、色好み否定と教訓的解釈を特色とし、鑑賞にも力を入れた。江戸時代に入り、細川幽斎や北村季吟はこれを集大成した。 江戸時代中期以降の「新注」は、契沖の『勢語臆断』が文献資料を駆使して実証的に注釈したのを嚆矢として、中世の師資相承のあり方から離れて、近代の注釈へと繋がってゆく。, 第4章 学ぶ ・伊勢物語の学問 ・資料解説, pdf}, title = {伊勢物語のかがやき――鉄心斎文庫の世界―― 第4章 学ぶ}, year = {2017}, yomi = {アオキ, シヅコ and マツモト, オオキ and カトウ, ヨウスケ and フジシマ, アヤ and ウンノ, ケイスケ and コバヤシ, ケンジ and コヤマ, ジュンコ and タムラ, タカシ and モトヒロ, ヨウコ and カンサク, ケンイチ and イチノヘ, ワタル} }