@article{oai:kokubunken.repo.nii.ac.jp:00003628, author = {小髙, 道子 and ODAKA, Michiko}, issue = {38}, journal = {国文学研究資料館調査研究報告, Report on Investigation and Research}, month = {Mar}, note = {pdf, 常縁から古今伝受を受けた宗祇は、三条西実隆・近衞尚通・肖柏に相伝した。この三流の古今伝受は、それぞれ他流と交流することなく、独自に継承されていった。三条西家の古今伝受を継承した細川幽斎は、近衞尚通・肖柏に相伝された古今伝受資料を収集し、宗祇を継承する三流の古今伝受資料を集成した。近年、古今伝受資料が紹介され、古今伝受研究が進んだが、肖柏の古今伝受を継承するいわゆる堺伝受だけは、細川幽斎が収集した肖柏から宗訊への古今伝受資料以外に手掛かりがなく、その実態は不明であった。 国文学研究資料館の中庄新川家蔵資料の調査により、肖柏の古今伝受を継承する古今伝受資料が現存することが明らかになった。古今伝受における『古今和歌集』講釈の当座聞書と推定される折紙二紙と、肖柏からの道統を示す「伝受次第」(以下、『新川古今伝受系図』と略す)である。本稿では、中庄新川家に伝わる「伝受次第」を、他の道統を示す記述(以下、道統書と称す)と比較検討することにより、新川家の古今伝受について考察を加えたい。}, pages = {93--96}, title = {研究報告:中世都市堺と宗祇・肖柏 ――中庄新川家文書研究会報告 三―― 中庄新川家蔵『伝受次第』と新川家の古今伝受}, year = {2018}, yomi = {オダカ, ミチコ} }