@article{oai:kokubunken.repo.nii.ac.jp:00003908, author = {大口, 裕子 and OGUCHI, Hiroko}, issue = {39}, journal = {国文学研究資料館調査研究報告, Report on Investigation and Research}, month = {Mar}, note = {pdf, 屏風はその主題を一目のうちに収めることができ、大人数での鑑賞が可能な形態である。屏風は調度品であり性格は相違するが、この点が、場面を少しずつ広げ少人数で享受する絵巻や絵本と異なる。 本稿で取り上げる鉄心斎文庫本「伊勢物語図屏風」(紙本著色、六曲一双、国文学研究資料館蔵、以下、「本屏風」と呼ぶ)は近世の作品で、金地に濃彩で『伊勢物語』の四十五の場面が展開する華やかな作品である。 本屏風は、二〇〇四年に鉄心斎文庫伊勢物語文華館にて開催された「鉄心斎文庫第二十六回展示」で紹介された。また、特別展示「伊勢物語のかがやき―鉄心斎文庫の世界―」(主催・会場:国文学研究資料館、二〇一七年十月)でも展示された。前出の「鉄心斎文庫第二十六回展示」に伴い発行された図録)において、既に山本登朗氏が本屏風の概要や各場面の比定について論じられている。そのため、本稿では美術史の立場から、画面の分析および同時代の絵画との比較に重点を置き、本屏風の性格を提示したい。}, pages = {37--47}, title = {シンポジウム報告: 鉄心斎文庫本「伊勢物語図屏風」に関する一考察}, year = {2019}, yomi = {オオグチ, ヒロコ and オオグチ, ヒロコ} }