@article{oai:kokubunken.repo.nii.ac.jp:00003913, author = {舘野, 文昭 and TATENO, Fumiaki}, issue = {39}, journal = {国文学研究資料館調査研究報告, Report on Investigation and Research}, month = {Mar}, note = {pdf, 先般、拙稿「冷泉流を標榜する古今集注―『古今和歌集聞書〔冷泉流〕』をめぐって」において、『古今和歌集聞書〔冷泉流〕』と通称される『古今集』注釈書について、その内容の紹介と基礎的な考察を行った。 この注釈書の現在確認出来る伝本二本はいずれも近世期の書写本であるが、その内容は室町期にまで遡り得るものと考えられる注である。その成立の上限は南北朝後期~室町初期以降であり、恐らくは上記の時期をそれほど下らない頃に成立したものと思われる。また、冷泉家の立場で記されている注ではあるものの、冷泉家当主の注説とは認めがたい、仮託文献であると考えられる。その一方で、室町後期の冷泉家当主がこの注を享受していた可能性が存するという、注意すべき注である。その詳細は前稿を参照されたいが、その他にも諸々の問題を孕む注であり、室町期の冷泉流歌学を考えるに当たって、参照に値する書物と言って良い。 しかしながら、同書には影印・翻刻が備わっておらず、その本文の参照が困難な状況となっている。こうした状況を脱し、より多くの研究者の批正を賜るために、ここにその全文の翻刻紹介を行う次第である。}, pages = {107--140}, title = {研究報告:翻刻『古今和歌集聞書〔冷泉流〕』}, year = {2019}, yomi = {タテノ, フミアキ and タテノ, フミアキ} }