@article{oai:kokubunken.repo.nii.ac.jp:00004086, author = {粂, 汐里 and KUME, Shiori}, issue = {46}, journal = {国文学研究資料館紀要 文学研究篇, The Bulletin of The National Institure of Japanese Literature}, month = {Mar}, note = {pdf, 能・狂言・歌舞伎では絵画資料を用いた研究が盛んに行われている。説経・古浄瑠璃も、演劇的な観点からの絵画資料の収集・分類が必要だが、これまで個別の作品論に留まっている。そこで本論では、説経・古浄瑠璃の物語を描く絵画である絵巻、絵本を収集し、系統分類を試みると共に、個々の資料の傾向と特徴について基礎的な考察を行った。はじめに、説経・古浄瑠璃の物語を描く絵画の現存作品四六点をリスト化し、書型、同系統の本文を有する正本との照合を行いながら、制作時期の整理を試みた。次に絵巻、絵本と正本の影響関係について、本文、挿絵の点から考察した。挿絵においては、正本の挿絵を流用した絵巻、絵本の作例は寛文頃成立の絵巻一点のみであることがわかり、主に版本を元に大量生産されてきた舞曲と対照的であることが判明した。また、説経・古浄瑠璃を題材とした扇面画・屏風が存在しないことも明らかになった。後に、説経・古浄瑠璃から題材を得たと考えられる絵巻や絵本を、上演記録や内容を手がかりに要検討作品として列挙した}, pages = {119--151}, title = {説経・古浄瑠璃を題材とした絵画資料について}, year = {2020}, yomi = {クメ, シオリ and クメ, シオリ} }