@article{oai:kokubunken.repo.nii.ac.jp:00004097, author = {西村, 慎太郎 and NISHIMURA, Shintaro}, issue = {16}, journal = {国文学研究資料館紀要 アーカイブズ研究篇, The Bulletin of The National Institure of Japanese Literature, Archival Studies}, month = {Mar}, note = {pdf, 本稿は筆者が現在展開している東京都西多摩郡檜原村を事例として、同村がどのような歴史資料(主に古文書)の保全を進めてきたか、文化財行政や郷土史の動向を踏まえた上で、歴史資料の保全・資源化・活用の現状と課題、実践と可能性を提示するものである。また、筆者が檜原村と関わりを持つ契機になった文書群の目録編成についても合わせて述べてみたい。  檜原村は1970年代から80年代にかけて、自治体史編纂や郷土史研究、資料保全が盛んであり、郷土資料館建設にまで至った。昨今の全国における地域に遺された古文書の散逸状況を踏まえて、檜原村の現状をヒアリングした結果、多くの課題が遺されていることを知り、「檜原村における歴史資料(特に古文書)の保全・活用についての提案」を教育委員会へ提案した。その際、歴史資料が地域のアイデンティティであるという言説は、現代社会において通じにくいため、一文書群を事例として、アーカイブズ的な目録編成を行い、その文書群の特徴を提示することで、教育委員会に対して重要性を提起した。  学術的には、アーカイブズ学と歴史学、地域歴史資料学をミックスして、地域貢献や地域持続を住民とともに目指すことの実践を提示する。}, pages = {1--15}, title = {西多摩郡檜原村での歴史資料保全と地方協創の可能性}, volume = {51}, year = {2020}, yomi = {ニシムラ, シンタロウ} }