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伊勢物語のかがやき――鉄心斎文庫の世界―― 第4章 学ぶ
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File / Name | License |
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伊勢物語のかがやき――鉄心斎文庫の世界―― 第4章 学ぶ |
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アイテムタイプ | 報告書 / Research Paper |
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言語 | 日本語 |
キーワード |
伊勢物語コレクション, 鉄心斎文庫, 国文学研究資料館特別展示, 伊勢物語注釈史 |
著者 |
青木 賜鶴子
/ アオキ シヅコ
松本 大 / マツモト オオキ 加藤 洋介 / カトウ ヨウスケ 藤島 綾 / フジシマ アヤ 海野 圭介 / ウンノ ケイスケ 小林 健二 / コバヤシ ケンジ 小山 順子 / コヤマ ジュンコ 田村 隆 / タムラ タカシ 本廣 陽子 / モトヒロ ヨウコ 神作 研一 / カンサク ケンイチ 一戸 渉 / イチノヘ ワタル |
抄録 |
『伊勢物語』の注釈はすでに平安時代末から歌学の一部としておこなわれていたが、注釈書として成るのは鎌倉時代である。「古注」と呼ばれるそれは、『伊勢物語』を在原業平の一代記として、ときに強引に物語を読み解く。すなわち物語の出来事はすべて現実の事件の反映であるとし、主人公業平は色好みの末に何千人もの女性と契りを結んだとされる。
このような古注の方法は、室町時代中期、実証を重んじた一条兼良の『伊勢物語愚見抄』によって批判され、「旧注」の時代を迎える。続いて出た宗祇と三条西実隆・公条・実枝三代の注釈は、おもに講釈の聞書として残るが、色好み否定と教訓的解釈を特色とし、鑑賞にも力を入れた。江戸時代に入り、細川幽斎や北村季吟はこれを集大成した。 江戸時代中期以降の「新注」は、契沖の『勢語臆断』が文献資料を駆使して実証的に注釈したのを嚆矢として、中世の師資相承のあり方から離れて、近代の注釈へと繋がってゆく。 |
内容記述 |
第4章 学ぶ
・伊勢物語の学問 ・資料解説 |
雑誌名 | 国文学研究資料館特別展示 伊勢物語のかがやき――鉄心斎文庫の世界―― |
ページ | 37 - 52 |
発行年 | 2017-10-05 |
権利 |
人間文化研究機構国文学研究資料館
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フォーマット |
pdf
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