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アイテム
岡西惟中と林家の学問
https://doi.org/10.24619/00000750
https://doi.org/10.24619/00000750564861b6-be16-4f44-8d88-56d3adce5c41
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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岡西惟中と林家の学問 (1.8 MB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2014-11-11 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 岡西惟中と林家の学問 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Okanishi Ichu and Hayashi Family's Knowledge | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 岡西惟中 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 林羅山 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 俳諧 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 日本漢文学 | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.24619/00000750 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
陳, 可冉
× 陳, 可冉× CHEN, KERAN |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 南源性派への手札(『白水郎子紀行』所収)の中で、惟中は自分のことを「假儒」と称している。彼のいうところによれば、若い時江戸で菊池耕斎と檜川半融軒(経歴未詳)に従って儒を学んだことがあるという。その遊学の詳細については、定かなことは分らないが、耕斎は羅山門の儒者であり、惟中は羅山の孫弟子にも数えられることになる。 直門の師承ではないが、惟中は著述の随所において林家の学を受け継ぐ姿勢を示している。彼の著わした『徒然草直解』・『真字徒然草』には、羅山の『野槌』は勿論のこと、『羅山林先生文集』、『本朝神社考』、林鵞峰の『日本国事跡考』、林読耕斎の『本朝遯史』、林梅洞の『史館茗話』など、林家三代の著作が揃って引用されている。これほど林家の学問を信奉した例は、近世文学全般への林家の影響の大きさをさし引いても、やはり突出していると言えよう。 一方、惟中作の随筆『続無名抄』・『一時随筆』には和漢にわたる林家の学問、或いは林家経由の中国詩学の知識をそのまま受け売りする箇所が多い。その際出典を明記せずに、全くの剽窃と思われる場合すらある。しかし諸芸に通暁する惟中は、林家の学識をいくぶん敷衍して、それに自分なりの知見を加え、最終的には歌論なり、俳論なり、和漢比較文学論なり、興味深い一家の言に仕上げた条も少なくない。本稿では林家の学問との関係を視座に「記誦詞章の学」に由来する惟中の文業の一面を明らかにしたい。 As everyone knows, Okanishi Ichu is one of the most famous controversialist in Danrin. But it is not well know that when he was young, Ichu studied under Kikuchi Kosai who was one of Hayashi Razan's disciples. The fact is that Hayashi Family’ books were often cited by Ichu as the greatest authority. For example, in Ichn's essays such as Zokumumyosho and Ichijizuihitsu, there are many phrases or passages were quoted from Razanhayashisenseibunsenseibunshu. Sometime Ichu just plagiarized part of Razan's books without his own creation. However, we cannot deny that Ichu was one of the two or three most cultivated Haikaishithen. I think to grasp the root of Ichu's study should be very useful in understanding his Haikai exactly. So in this thesis, I will try to prove the connection between Okanishi Ichu and Hayashi Family's knowledge. |
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書誌情報 |
国文学研究資料館紀要 en : National Institure of Japanese Literature 号 38, p. 183-207, 発行日 2012-03-14 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 国文学研究資料館 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 1880-2230 | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 |