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アイテム
市民に向けた文書館普及活動への提案 ―埼玉県立文書館における普及活動の現状と課題から―
https://doi.org/10.24619/00000785
https://doi.org/10.24619/00000785208d7059-4ea0-40a3-b899-fb9f44e882ea
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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市民に向けた文書館普及活動への提案 ―埼玉県立文書館における普及活動の現状と課題から― (2.3 MB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2014-12-24 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 市民に向けた文書館普及活動への提案 ―埼玉県立文書館における普及活動の現状と課題から― | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Archives Opened to Citizens for Dissemination of Information: The case of the Saitama prefectural Archives | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.24619/00000785 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
著者 |
井上, 麻依子
× 井上, 麻依子× INOUE, Maiko |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 市民間における文書館の知名度は、多少の広がりを見せてはいるものの、いまだに極めて低いというのが現状である。それは、文書館が史料保存のために設立された施設であったため、長い間史料の劣化を促進する市民の利用を敬遠しがちだったからである。 しかし、1996(平成8)年に発表された森本祥子氏の「アーキビストの専門性-普及活動の視点から-」が契機となり、こうした傾向に対して疑問視する声が大きくなった。現在、文書館の普及は利用論、展示論など様々な視点から活発に議論されている。 だが、最初に述べたように市民間での文書館の認知度は、多少の広がりを見せてはいるものの、いまだに極めて低いのが現状である。文書館が市民に開かれてからまだ間がないことに加えて、文書館普及活動に関する議論が不充分であるということもその原因の一つと考えられる。そして、文書館の認知度が低いことは、今まで説かれてきた方法論と実践されている普及活動に何らかの差異があるか、もしくはその方法論自体が未成熟な証拠でもある。本稿ではこの問題に着眼し、実際に行われている文書館の普及活動について検証したい。 文書館の普及活動は歴史研究者など、専門職の人を対象としたものもあるが、ここでは一般市民に向けて実施されている普及活動に限定して言及し、検証の対象を埼玉県立文書館一館に絞った。埼玉県立文書館は、比較的早い時期から教育普及事業に力を入れており、現段階の文書館普及活動の模範として捉えられるからである。その上、埼玉県は早い時期から県立文書館や埼玉県地域史料保存活用連絡協議会の設立が実現した先進県でもある。このような特徴を持つ埼玉県立文書館の普及活動を検証することで、文書館普及活動の現状について考察してみたい。 Public awareness of the Saitama Archives is gradually increasing, but it is still not extensive. The Archives were originally founded to preserve historic documents and other materials, but they were not made available for use by most citizens. In l996, Ms. Syouko Morimoto published a report entitled ''Specialty of Archives: a Viewpoint on Utilization and the Dissemination of Information. ”Her new outlook came to be accepted as an opportunity, and public opinion began to turn away from the old style of management. Today, various ideas on the dissemination of archival information and materials are discussed with respect to means of utilization, exhibition, etc. Although citizens' knowledge of the Archives has grown, it remains relatively small because of the short time since access was expanded and because there has been in sufficient publicity given to the goals and benefits of widespread access. There may be a discrepancy between the intended extent of dissemination and actual practice, and the methods themselves may need expansion or improvement. In this report, I will analyze several aspects of the dissemination of information from the Archives. |
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書誌情報 |
国文学研究資料館紀要 en : The Bulletin of The National Institure of Japanese Literature Archival Studies 号 03, p. 75-97, 発行日 2007-03-27 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 国文学研究資料館 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 1880-2249 | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 |